OP-Stack
Sunrise ブロックチェーンのデータ可用性レイヤー(DA レイヤー)はOP Stackを使用して作成された L2 ブロックチェーンをサポートしています。 ここでは OP Stack を使用して L2 チェーンを作成し、Sunrise Alt-DAを使用して Sunrise チェーンに接続する方法について説明します。 DA レイヤーは Sunrise v0.3.0 以降を実行しているネットワークでサポートされます。
OP Stack のセットアップ
例として、ここでは OP Stack を使用して Ethereum Sepolia テストネットの L2 チェーンを作成し、Sunrise のデータ可用性レイヤー上で動作させる方法を説明します。
依存関係
依存関係のリストです。Ubuntu 22.04 LTS への一般的なインストール方法を紹介しています。詳細はリンク先を参照してください。
node
just
Set up Optimism Rollup Testnet
Optimism
OP Stack (optimism)のリポジトリをクローン
サポートされるバージョンのブランチへ切り替え
すべての依存関係がインストールされていることを確認
必要なパッケージをビルド
このステップで問題が発生する場合、ソフトウェアのバージョンを optimism ドキュメントのものと合わせてください。
op-geth
のリポジトリをクローンし、ビルド環境変数の設定
以下のスクリプトを実行することでアドレスを作成できます。
./packages/contracts-bedrock/scripts/getting-started/wallets.sh
出力結果を
.envrc
ファイルに追加してください。すでに所有しているアドレスを使用する場合はこれを置き換えてください。十分な Sepolia ETH をアドレスに入金
Optimism のドキュメントの推奨値は以下の通りです。
Admin — 0.5 Sepolia ETH
Proposer — 0.2 Sepolia ETH
Batcher — 0.1 Sepolia ETH
Sepolia ETH の獲得には PoW Faucet が効率的です。 Sepolia PoW Faucet
環境変数の読み込み 以下を実行してください。
direnv allow
以下のような出力が得られることを確認してください。得られない場合は以下を環境に合わせて実行してください。
nano ~/.zshrc
nano ~/.bashrc
bash か zsh、使っている環境に応じて以下を追記します。
保存し反映します。
source ~/.zshrc
source ~/.bashrc
ネットワークを設定
現在の設定を**
deploy-config/getting-started.json
**で確認できます。 以下のようにファイル末尾に追記してください。L1 チェーンにコントラクトをデプロイ
もし、
EvmError: Revert
とScript failed
を含む nondscript エラーが表示される場合は、環境変数IMPL_SALT
を変更する必要がある可能性が高いです。 この変数は、CREATE2(新しいタブで開く)を介してデプロイされる様々なスマートコントラクトのアドレスを決定します。 同じコントラクトを 2 回デプロイするために同じIMPL_SALT
を使用すると、2 回目のデプロイは失敗します。 **新しいIMPL_SALT
を生成するには、ディレクトリ内の任意の場所でdirenv allow
を実行します。L2 チェーンの config ファイルを作成
作成された
rollup.json
の末尾が以下のようになっているかを確認します。認証キーの作成
genesis ファイルを
op-geth
ディレクトリにコピーop-geth
の初期設定
L2 チェーンの開始
OP Stack で作成したチェーンを動作させる前にsunrise-alt-da
とsunrise-data
を動作させる必要があります。 詳しくはSunrise Alt-DAを参照してください。
op-geth
を開始op-node
を開始--altda.da-server is your da-serer’s http URL
op-batcher
を開始op-proposer
を開始Ethereum Sepolia の L2 として Sunrise DA 上で動作
最終更新