Interoperability
Sovereign Rollup(ソブリン・ロールアップ) は、従来のスマートコントラクトロールアップとは異なる新しいタイプの Layer 2 ソリューションです。
従来のスマートコントラクトロールアップでは、ユーザーが L1 Settlement layer(決済層)と L2 Execution layer(実行層)の間でトークンをブリッジできるようにする "Enshrined Bridge" (「組み込みブリッジ」)が存在します。このブリッジの有効性を検証する役割は、ロールアップコントラクトが担っています。そのため、このブリッジは「組み込み」と呼ばれます。
一方、Sovereign rollup には組み込みブリッジがありません。Sovereign Rollup 側がブリッジの有効性を検証する役割を果たします。この構造により、Sovereign rollup はブリッジやインターオペラビリティを設計する柔軟な余地を持っています。具体的には、Sovereign Rollup は IBC(Inter Blockchain Communication)インターオペラビリティをサポートできます。
現時点で、Sovereign rollup の IBC をサポートすることが知られている SDK は以下の通りです:
Rollkit
Sovereign SDK
最終更新